大分港は、戦国大名大友宗麟公の南蛮貿易の拠点として古くから東九州の要衝として栄え、昭和２６年に重要港湾に指定されて以降は、臨海工業地帯への大企業の進出やそれに関連する中小企業の集積、高度経済成長期を背景に、地域経済だけではなく我が国の経済を牽引しております。
　近年は、東九州自動車道などの九州の循環型高速道路ネットワークの拡充により九州一円から大分港へのアクセスが向上し、海路と陸路の結節点としても重要な役割を果たしております。今後も貨物需要の増大を踏まえた新規航路の就航や船舶の大型化が見込まれることから、国において、令和２年度から大在西地区へのRORO船ターミナル機能の移転・集約に向けた整備が進められております。
　また、今後、高い確率で発生が予想される南海トラフ地震による大津波や台風による高潮対策のため、平成２９年度から老朽化が進む大分港海岸部の護岸整備も進められており、地域における安全・安心の向上も期待されております。
　大分港振興協議会は、昭和３８年１月の設立以来、海事・海運事業に携わる皆様並びに各関係機関の皆様方のご参画のもと、海事関係事業の推進をはじめ、港湾行政施策に対する協力や建議、要望、陳情等を通して、大分港の振興を図っております。
　今後とも、海事思想の普及や出入港船舶の安全確保に積極的に取り組みながら、大分港の更なる発展と地域経済の活性化に向け一層努力してまいる所存でございますので、引き続きご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

名称

大分港振興協議会（Oita Port Promotion Association）

会員

　大分港の振興に関し、本会の趣旨に賛同する貿易・海運・倉庫・臨海工業等港湾関係法人・団体・個人を対象とし、正会員と特別会員で組織しています。
　・会員数　　正会員４６社、特別会員９機関（令和５年６月３０日現在）

組織

○運営組織
　　　総会（全会員）・・・・・理事会（役員１４名）
○執行機関
　　　会長・・・副会長・・・（専務理事）・・・事務局

所在地

〒８７０−０１１１　　大分市大字中ノ洲１番地８　乙津埠頭ビル
　　　　tel:０９７−５２１−２１１２　fax:０９７−５２３−２７９１
　　　　e-mail：info@oitaport.jp

役　員

顧　問

沿　革